組織の運用

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360度人事評価のポイント

360度人事評価のメリット 360度人事評価は、管理者である上司だけでなく同僚や部下、他部署の社員などによって多面的に従業員を評価する方法のことだ。取引先や顧客の声も評価として抽出されることもある。少し前に公開したコラムの冒頭で、最近の人事...
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取締役の義務と責任

取締役・監査役の職務 スモールビジネスとしての株式会社を立ち上げたとき、まずは自らが取締役に就任して登記を行うのが普通だ。旧商法における株式会社は、最低でも取締役が3人以上で、監査役も1名以上選任する必要があった。その後、会社法ができ、取締...
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3K(新3K・6K)イメージ払拭法

3K・新3K・6K 就職や転職を考えるとき、「あそこはブラック」とか「この職種は3K」といった情報交換をすると思う。3Kは「きつい」「汚い」「危険」の頭文字をモジった言葉で、1980年代末ごろから使われるようになった。建設業や清掃関連、農林...
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リエンジニアリングで組織改革

組織を白紙に戻した米国 以前に書いた『リエンジニアリングで時短と経費削減』のコラムはアクセス数が多い。このときは業務改善としてのBPRを紹介したが、今回は経営戦略としてのリエンジニアリングについて述べてみたい。対象を小規模事業者や中小企業に...
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小規模事業や中小企業の人材育成

月35,000円の企業研修 以前にも書いた通り、社会人1年目の新入社員研修は10か月もあった。その会社では新卒だけではなく、2年目、3年目と年度ごとの義務教育があり、さらには「年間に受講しなければいけない研修日数」も決まっていた。この研修日...
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組織を活性化するインセンティブ報酬

インセンティブ・プラン 社会人1年目の10カ月におよぶ新入社員研修を経て、そこから約10年間は「コミッション・セールス」として働いた。コミッションというのは歩合給のこと。売上高や利益といった会社が定めた指標の達成度に応じて報酬が支払われる。...
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学習する組織とナレッジマネジメント

ナレッジマネジメント 会社経営をしていると「データマイニング」や「知識や情報共有化」といった言葉を聞く機会が増える。ITサービス企業が「社内の情報を一箇所に集約!チームの生産性を向上」とか「AIチャットボットでナレッジの蓄積・共有・活用を実...
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職場のストレスマネジメントの基本

多様なストレス 学生時代、「部活や勉強が思ったようにいかない」ということでイライラすることがあったと思うが、社会に出るともっと多種多様な事柄でストレスを感じることがある。自分が20歳代の頃、職場の上司から「人生の3大ストレスは、身内の不幸と...
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会社の不祥事とコンプライアンス

不祥事とコンプライアンス 今ではお笑い芸人までが「これはコンプラインス的にあかんやろ」と普通に口にするほど『コンプライアンス』という言葉が浸透している。社会人になると新入社員教育に「コンプラインス教育」や「情報セキュリティ教育」プログラムが...
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賃貸オフィス物件の選択

事業拠点の選択 スモールビジネスを始めるときや、ある程度の大きさになったときに必ず直面するのが、どこを事業拠点にするかというオフィスの問題だ。もちろん、個人相手の事業で、インターネット上でのビジネスであれば、自宅を拠点にするという選択肢もあ...
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メンタルヘルス・マネジメント

今では当然の管理者教育 メンタルヘルスとは、「メンタル=精神面」が「ヘルス=健全かどうか」ということだ。職場において、従業員のメンタルヘルスが良好というのは、本人がもっとも高いパフォーマンスを発揮できている状態。逆に言えば、メンタルヘルスが...
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📓はじめの一歩を踏み出そう

組織運用のバイブル 組織の運用が行き詰ったと感じるとき、マイケル・E・ガーバー著、原田喜浩訳の『はじめの一歩を踏み出そう 成功する人たちの起業術』を読むのがお勧めだ。本書は、アメリカの起業家たちに最も影響を与え続けているバイブル的な一冊であ...
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『「儲かる仕組み」を つくりなさい』

小山昇氏は有名経営者 会社経営を始めて、組織を動かし始めるとさまざまな壁にぶつかる。特に従業員に関しては悩みが尽きないはずだ。そんなときには、ヒントになるであろう過去の成功者の本や、悩んでいる経営者の支援するコンサルタントの本を読み、何かヒ...
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海外子会社設立時の組織と管理

中小企業の海外子会社 2020年から世界的に広がった新型コロナ感染症の流行により、既にグローバル化していた経済の流れがさまざまな分野でストップしてしまっている。それ以前は、中小規模の会社や、もっと小さい小規模事業者でも海外に拠点を設けるケー...
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高橋伸夫著『虚妄の成果主義』

成果主義に異を唱える ここまでのコラムでは、日本の「終身雇用・年功主義」の人事制度・雇用制度・賃金制度が「能力・成果主義」に変わりつつあることを前提にさまざまな切り口で説明してきた。その背景には、働く意欲の話もあれば、高齢社員の増加、働き方...