M&A

M&A

3種類の企業価値とDCF法概要

3種類の企業価値 M&A(企業の買収や合併)で必ず行われるのが企業価値の評価だ。自分が経験した4回のM&Aでは、複数の評価方法で「価値の範囲」を計算し、その範囲内で話し合いが行われた。世の中に複数ある企業価値を評価する方法として、一般的にも...
M&A

合併に係る法務・税務・人事労務・総務

合併実務の重要事項 ここまでのコラムで会社合併の概要や買収についてざっと見てきた。今回は合併実務の際の重要事項についてみていこう。合併に伴う法務、税務、人事労務、総務の実務概要だ。 最重要は合併比率の決定 会社合併の実務上の最重要事項は「合...
M&A

株式交換制度のメリット・デメリット

株式交換制度の概要 これまで経験した4つのM&A(合併と買収)のうちのひとつは「簡易株式交換」により実行された。このときの適時開示資料の冒頭部分にはこんな内容が書かれている。 当社及びA社は、本日開催の両社の取締役会において、当社がA社の株...
M&A

📖日本電産 永守イズムの挑戦ーすぐやる 必ずやる 出来るまでやる

1兆9000億円企業を創業 日本電産(Nidec)の 永守重信会長といえば、その経営能力の高さから、社長だった時代には「社長交代が会社の最大のリスク」と言われた人物だ。精密小型モーターで世界に知られる日本電産の2022年3月期決算によれば、...
M&A

ベンチャー投資の意義・方法・リスク

ベンチャー投資とその意義 実は、ベンチャー企業として「投資していただく立場」と、経営戦略としてベンチャー企業に対して「投資する立場」の両方を経験している。この経験を通じて、個人投資家や機関投資家、企業で投資を担当する経営者、投資組合を運用す...
M&A

DCF法による企業価値評価の考え方

3種類の企業価値 M&A(企業の買収や合併)で必ず行われるのが企業価値の評価だ。自分が経験した4回のM&Aでは、複数の評価方法で「価値の範囲」を計算し、その範囲内で話し合いが行われた。世の中に複数ある企業価値を評価する方法として、一般的にも...
M&A

M&A超入門(5):会社合併の実務

合併実務の重要事項 『M&A超入門』と題したシリーズも5回目。ここまでは、M&A(合併と買収)の考え方に始まり、会社合併の概要、非公開会社の買収、そして買収の監査についてざっと見てきた。今回は合併実務の際の重要事項についてみていこう。合併に...
M&A

M&A超入門(4):買収監査の要点

M&Aは任意の取引 事業の売買と会社の売買を4つ経験したということは以前に書いた。前回は非公開会社の買収について書いたので、今回は買収に際しての「監査」に触れてみたい。会社は、経営環境の変化に伴って、事業の選択と集中による経営資源の最適化を...
M&A

M&A超入門(3):非公開会社の買収

資本関係のない会社の買収 事業の売買と会社の売買を4つ経験したということは以前に書いた。この売買には、上場企業として非公開会社を買収したケースと、その逆に、非公開会社として上場企業に買収されたケースの両方がある。今回は非公開会社のM&Aに触...
M&A

M&A超入門(2):会社合併の概要

合併は事業再編の1手段 以前にも書いたが、 45~55歳の10年間で、事業の売買と会社の売買を4つ経験した。そのうち2つは自分自身が中心となって行った。今ではM&Aで事業再編するのは普通のことだ。実は企業の事業再編のために実際に使われる手法...
M&A

M&A超入門:会社や事業の売買は普通のこと

M&Aが普通になった 45~55歳の10年間で、事業の売買と会社の売買を4つ経験した。そのうち2つは自分自身が中心となって行った。それまでM&Aなんて他人事だと思っていたが、当事者になったのだ。今ではスモールビジネスにとって普通になってしま...