業務改善

3M(ムダ・ムラ・ムリ)の発見と解消

コストダウンと3M コストダウンやコスト削減をテーマとしてすでにいくつかコラムを書いてみた。そのうちのひとつ、『コストダウン実践ポイント』では、冒頭部分に以下を述べている。 「どんなに頑張って売上を伸ばしても利益がでません」という状況は本当...
営業/販促

良好な顧客との関係のための”CRM”

CRMの基本的な概念 以前のコラム『ERP導入の基礎知識』では冒頭部分にこんなことを書いた。 情報通信の世界は、3文字略語であふれている。社会に出てビジネスの世界に飛び込むと、ERP、CRM、DWH、SFA、BPMといった3文字略語に対して...
資金調達

少人数私募債発行の手続き

資金調達と私募債 会社の資金調達方法は、「内部資金」調達と「外部資金」調達とに分けることができる。内部資金調達とは利益の内部留保、減価償却(支出をともなわない費用処理)による資金調達方法。外部資金調達は大きく「直接金融(株式、社債など)」と...
中小企業経営

連帯保証や根保証などの【保証契約】

会社経営と社長の保証 小規模会社を経営して「まったくの無借金だ」と言い切れる社長に会ったことがない。ここまでのコラムで何度か書いた通り、経営トップの大事な仕事は資金繰り。つまり、ときどきどこかからお金を借りてこないと回らなくなるのがスモール...
組織の運用

会社側から見た労働組合について

突然の団体交渉でとまどう経営者 実を言うと、ちゃんとした労働組合のある会社で働いたことがない。正確に言えば、新卒で入社した会社には労働組合があった。その当時、従業員2万人以上だったその会社の労働組合員はたった300名だったので、労働組合があ...
デジタル活用

デジタル化は人間優先で考える

人間が中心だという当然の話 ICT(情報通信技術)業界は、いつも「バズワード」を提供する業界だ。おそらく「新しい概念」を提案したいのだろうが、カッコ良くてそれっぽい雰囲気の言葉が出てきては消えることの繰り返しに見える。似たようなことを違う表...
経理/財務

株式未公開(非上場)会社における金庫株

金庫株の解禁 金庫株という言葉を聞いたことがあるだろうか。金庫株とは、会社が自社の株式を株主から買い戻して、手元に置くことをいう。株券を手元の金庫にしまっておくところから、「金庫株」と呼ばれている。これが解禁されたのは、2001年の改正商法...
心身の健康

基礎代謝量アップに効く習慣

必ず出てくる基礎代謝のはなし 年に一度の健康診断が人間ドック半日コースに切り替わってから20年以上になる。健診後の個別指導で必ず出てくるといっていいのが「基礎代謝量」の話だ。一向に減量できていない体重のコントロールや、免疫力の低下を防ぐため...
中小企業経営

子会社の「経営資源」管理の留意点

子会社管理の留意点 会社役員として過去に経験したM&Aでは、買収した会社を子会社にしたこもとあれば、上場企業に買収されて子会社になったこともある。つまり、親会社から見た子会社管理の手法も、子会社として親会社から管理される立場としてのさまざま...
経理/財務

ベンチャー投資の基本的理解

ベンチャー投資とその意義 実は、ベンチャー企業として「投資していただく立場」と、経営戦略としてベンチャー企業に対して「投資する立場」の両方を経験している。この経験を通じて、個人投資家や機関投資家、企業で投資を担当する経営者、投資組合を運用す...
ブランディング

信頼できるフランチャイズ本部選び

フランチャイズビジネスに多いトラブル 以前に公開したコラム「FCビジネスの基礎知識」では、その冒頭部分でこんなことを書いた。 スモールビジネスを始めるとき、既にブランドが確立しているビジネスの「フランチャイズチェーン(FC)加盟店」からスタ...
自己啓発・研鑽

数値を用いて効果的に情報伝達

効果的に情報伝達する手段 ほかの人に何かを伝えたいとき、しかもその時間が限られている場合には、数値を端的に伝達することが最も効果的な手段だと考えている。テレビ、ラジオ、インターネットなどのニュースメディアの報道では、例えば地震発生時において...
制度の知識

インセンティブ制度成功のポイント

典型的なインセンティブ制度事例 インセンティブ制度とは、短期間の業績や成果に対して、一定の報奨、すなわち、「賞金」「旅行」「ストックオプション(新株予約権)」などを与えることによって、従業員の士気を高めようとするものだ。以前に書いたコラム「...
ブランディング

製品・サービスの”ファン”づくり【2】

前編【1】の「手順」をおさらい まずは前編【1】で示した、既存製品・サービスを多くの顧客により購入・活用してもらうための基本的な手順をおさらいしておこう。 前編【1】では、上図の1. 既存の自社の製品・サービスの「機能」「販売ターゲット」「...
ブランディング

製品・サービスの”ファン”づくり【1】

ファンを裏切らない努力 「あの会社がつくる製品が好き」とか「何十年もあの会社からサービスを受けている」という人は多い。「ファン」になってしまった顧客たちの発言だ。これはB2C(消費者向け)でもB2B(組織向け)でも同じことがいえる。日々変化...