中小企業経営

業務改善

新卒3年目までの効果的な情報整理法

情報整理は社会人の課題 社会に出て仕事をするようになると必ずぶつかる壁がある。「情報化社会」なのか何なのか分からないが、とにかく仕事に関連する情報量が多いのだ。日常の打合せで使われる紙の資料やパワーポイントのデータや、取引先で記録した紙メモ...
知的財産

著作権とその管理の基礎知識

著作権の適切な扱い この「びじぱぱノート」では、国内外の著作権フリー写真素材を用いて、サイズなどを調整することで各記事のタイトル画像として使っている。もちろん、必要なものはライセンス料を支払って利用するのだが、著作権フリーの写真素材は当初思...
組織の運用

高齢社員の活用施策について

会社にとっての高齢社員 新型コロナウイルス感染拡大の2年目にあたる2021年、ビジネスの世界では大企業による「構造改革」という名目のリストラが実行されている。新聞やテレビ・インターネットのニュースで、例えばパナソニック、全日空のANAホール...
資金調達

商工会・商工会議所の概要

商工会と商工会議所 起業して数年後とか、まだ会社の規模が小さいときに運転資金や設備資金の借入をしようと思う経営者の多くは、『マル経融資』にお世話になることが多いのではないだろうか。マル経融資の正式名称は「小規模事業者経営改善資金」という。小...
組織の運用

雇用形態と最適な人材配置

採用戦略の変化 自分が社会人になった頃のことを思い出すと、会社における人材マネジメントは随分と変わってしまったという印象がある。日本が経済成長を続けていた頃の会社の人事制度は「終身雇用」「年功序列」を前提としていた。だから会社では社宅や保養...
給与/報酬

年俸制導入のポイント

労働意欲を高めるために 今回は「年俸制の給与報酬」についてまとめるが、その観点を「労働意欲を高める手段」としての年俸制導入としてみたい。以前に書いた年俸制関連コラム「年俸制導入時の労基法の留意点」は、そのタイトルの通り、労働基準法に対応する...
業務改善

3M(ムダ・ムラ・ムリ)を見つける

コストダウンと3M コストダウンやコスト削減をテーマとしてすでにいくつかコラムを書いてみた。そのうちのひとつ、「真っ当なコストダウンの実践」では、冒頭部分に以下を述べている。 「どんなに頑張って売上を伸ばしても利益がでません」という状況は本...
デジタル活用

CRMで顧客情報を一元管理する

CRMの基本的な概念 以前のコラム「ERP:統合基幹業務システム入門」では冒頭部分にこんなことを書いた。 情報通信の世界は、3文字略語であふれている。社会に出てビジネスの世界に飛び込むと、ERP、CRM、DWH、SFA、BPMといった3文字...
資金調達

「少人数私募債」は小規模会社向き

資金調達と私募債 会社の資金調達方法は、「内部資金」調達と「外部資金」調達とに分けることができる。内部資金調達とは利益の内部留保、減価償却(支出をともなわない費用処理)による資金調達方法。外部資金調達は大きく「直接金融(株式、社債など)」と...
法律への対応

連帯保証や根保証などの”保証契約”

会社経営と社長の保証 小規模会社を経営して「まったくの無借金だ」と言い切れる社長に会ったことがない。ここまでのコラムで何度か書いた通り、経営トップの大事な仕事は資金繰り。つまり、ときどきどこかからお金を借りてこないと回らなくなるのがスモール...
組織の運用

労働組合への対応を考える

突然の団体交渉でとまどう経営者 実を言うと、ちゃんとした労働組合のある会社で働いたことがない。正確に言えば、新卒で入社した会社には労働組合があった。その当時、従業員2万人以上だったその会社の労働組合員はたった300名だったので、労働組合があ...
デジタル活用

人間を中心に考えたデジタル化

人間が中心だという当然の話 ICT(情報通信技術)業界は、いつも「バズワード」を提供する業界だ。おそらく「新しい概念」を提案したいのだろうが、カッコ良くてそれっぽい雰囲気の言葉が出てきては消えることの繰り返しに見える。似たようなことを違う表...
株式/株主

株式を公開しない会社の”金庫株”

金庫株の解禁 金庫株という言葉を聞いたことがあるだろうか。金庫株とは、会社が自社の株式を株主から買い戻して、手元に置くことをいう。株券を手元の金庫にしまっておくところから、「金庫株」と呼ばれている。これが解禁されたのは、2001年の改正商法...
組織の運用

子会社管理における経理と人事

子会社管理の留意点 会社役員として過去に経験したM&Aでは、買収した会社を子会社にしたこもとあれば、上場企業に買収されて子会社になったこともある。つまり、親会社から見た子会社管理の手法も、子会社として親会社から管理される立場としてのさまざま...
経営戦略

ベンチャー投資の基本的考え方

ベンチャー投資とその意義 実は、ベンチャー企業として「投資していただく立場」と、経営戦略としてベンチャー企業に対して「投資する立場」の両方を経験している。この経験を通じて、個人投資家や機関投資家、企業で投資を担当する経営者、投資組合を運用す...