中小企業経営

営業/販促

P・コトラー著『マーケティング10の大罪』

「マーケティングの父」の声 マーケティングというのは時代とともに少しずつ概念が変わると言われている。その概念を分かりやすく解きほぐしてみようと考えたとき、コトラー氏の書籍を読んでおいて損はない。フィリップ・コトラー氏といえば現代マーケティン...
リスク管理

信用調査会社の使い方

与信管理を徹底しよう 『与信管理』という言葉を聞いたことがあるだろうか。経理部門に配属になったり、販売管理を担当するようになれば聞くだろうが、一般的には聞きなれないはずだ。もちろん、スモールビジネスの経営者は知っていなければいけない言葉であ...
経理/財務

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』で会計を学ぶ

ミリオンセラーの会計本 サブタイトルに「身近な疑問からはじめる会計学」と書いてある。そう。『会計学』の本なのだ。これを買う皆さんは、さおだけ屋…というタイトルを見て、「そう言われてみれば」と不思議に思ってこの本を手にしたのだろうか。それとも...
経営戦略

成熟市場でのオンリーワン戦略

成熟期に生き残るために どんな製品、どんなサービスでもそのマーケットには「ライフサイクル」というものがある。市場に投入されてから淘汰されるまでの間を、開発→導入期→成長期→成熟期→衰退期という各段階で考えるのが一般的だ。 例えば、製品市場が...
業務改善

『クリティカルチェーン』で納期短縮

ベストセラーをプロジェクト管理に応用 社会に出るとPERT図という業務フロー図を見ることがある。「PERT」は、Program Evaluation and Review Techniqueの略称で、プロジェクト管理手法の一種。プロジェクト...
経営戦略

経営トップのリーダーシップ

リーダーシップとは何か カタカナの「リーダーシップ」は、恐らく適当な日本語がないからそのまま「リーダーシップ」と表記するのだろうと推察する。近いイメージの日本語では「統率力」あたりだろうか。会社でのリーダー職や、アルバイト先でのバイトリーダ...
リスク管理

『なぜ企業不祥事は、 なくならないのか』

危機管理の専門家の著書 私の記憶が間違いなければ、日本企業におけるコンプライアンス教育が導入されて20年以上が経過しているはずだ。それでも、日本企業や組織の不祥事は後を絶たない。不正会計、粉飾、横領、データ改ざん、情報漏洩、談合、賄賂、ハラ...
デジタル活用

BtoC-EC(消費者向け電子商取引)の現在

国内EC市場 初めての起業後、最初に成功した事業は広い意味でのEC(電子商取引)だった。なんと21世紀にはいる直前の話だ。ある意味、スモールビジネス・ベンチャーらしく、これから成長しそうな市場への前向きな挑戦だった。実際にビジネスになったの...
税金

スモールビジネスの税金問題

オーナー会社ならではの問題 スモールビジネスの大半は出資者が1名から数名の「オーナー会社」だ。ここにはオーナー会社に特有の税金の問題がある。今回は税金という観点でスモールビジネス特有の問題をざっと眺めてみたい。 会社と個人の税金は全体で考え...
組織の運用

理想の組織形態はあるのだろうか?

組織の形成 会社にしろ公的機関にしろ、なぜ「組織」をつくるのだろうか。ひとりで何もかもやるより合理的で成果が出やすいからなのか。社会に出てすぐに就職すると、組織があるのは当然なので、このような疑問を持つことはないだろう。ところが、独立してひ...
営業/販促

ロイヤルティ・マーケティングを知ろう

そもそもマーケティングとは ビジネスの世界では「マーケティング」という言葉をよく耳にする。販売促進策を示す場合が多いため、広告宣伝や市場調査、データ分析結果の反映など、立場によってさまざまな捉え方があるように思う。ピーター・F・ドラッカーは...
リスク管理

コンプライアンスについての助言

不祥事とコンプライアンス 今ではお笑い芸人までが「これはコンプラインス的にあかんやろ」と普通に口にするほど『コンプライアンス』という言葉が浸透している。社会人になると新入社員教育に「コンプラインス教育」や「情報セキュリティ教育」プログラムが...
知的財産

大学から産業界への技術移転『TLO』

国際競争力のための産学連携 「大学発ベンチャー企業」を知っているだろうか。21世紀に入ってすぐに、文部科学省と経済産業省が発表した基本方針に基づく『起業促進』とも取れる政策だ。今も昔も、日本人で起業しようと考える人は極めて少ない。事業の核と...
計画づくり

スモールビジネスの資金繰り計画

2大課題のひとつが「資金繰り」 起業して、スモールビジネスがある程度順調に進んでいても、ずっと残り続ける課題がある。その課題は、だいたいが「販路開拓」つまり、新規顧客開拓と「資金繰り」だ。自分の職人技に自信があるとか、特別な技術をベースに独...
計画づくり

スモールビジネスの予算管理超入門

予算管理をやろう 社員20名程度のスモールビジネスの経営者を支援したことがある。経営陣は全員が理系の高学歴で真面目な人たち。やっている内容も時代にマッチしたものだったが、とにかく毎年大赤字。増資と借入で運転資金を調達し続けていた。 この会社...