中小企業経営

組織の運用

情報セキュリティ管理システム:ISMSとは

国際規格 ISO/IEC 27001 2大信用調査会社のひとつである東京商工リサーチが、2023年1月に「個人情報漏えい・紛失事故 2年連続最多を更新 件数は165件、流出・紛失情報は592万人分」を発表した。この発表によれば、2022年に...
業務改善

📖考具―考えるための道具、持っていますか?

15万部以上売れた本 大学生のころ、「アイデアをまとめる手法」に少しハマったことがある。色々な手法があったが、例えば「KJ法」のように、小さな紙に自分の思いついたアイデアを書いていき、それをグループ化していくことで、脳内で思いついたアイデア...
中小企業経営

組織のモチベーションを向上させる方法

組織のモチベーション モチベーション(motivation)とは、直訳すると「動機付け」、簡単にいうと「やる気」という意味だ。ビジネスの世界でモチベーションという言葉を用いる場合、組織内での「業務意欲」を意味することが多い。人間は機械と違っ...
組織の運用

活気ある社内会議の実現を考える

会議は無駄が多いのか 職種や職業によって多少の違いはあるものの、「会議なんてまったくない」という社会人はいないはずだ。特に「社内会議」は、仕事にかかわる多くのテーマについて議論し、最善策を決定する場だと考えていいだろう。仕事を続けていると、...
組織の運用

環境経営とエコアクション21

エコアクション21 先日公開したのコラム『品質管理の国際規格:ISO9001』では、ビジネスをするうえで、日本人が品質にうるさいことと、まだブランドを確立できていないスモールビジネスにおいては、第三者機関から国際規格ISO9001の品質マネ...
中小企業経営

取締役の義務と責任

取締役・監査役の職務 スモールビジネスとしての株式会社を立ち上げたとき、まずは自らが取締役に就任して登記を行うのが普通だ。旧商法における株式会社は、最低でも取締役が3人以上で、監査役も1名以上選任する必要があった。その後、会社法ができ、取締...
経営戦略

ビジネス関連発明の最近の動向

かつての『ビジネスモデル特許』 ビジネスにとって特許や著作権は非常に重要なものであることに異論はないだろう。その中でも特に特許の持つ意味は、最大級の価値を有している。それは、特許が排他的権利を持つ「知的財産権」の一種であるからだ。特許を持つ...
組織の運用

品質管理の国際規格:ISO9001

品質に対する信頼性 スモールビジネスをスタートすると必ず直面するのが、自分たちの信頼性をどうやって証明するかという問題だ。相手が法人の場合は、信用調査会社を通じて信用調査が実施されることもある。つまり財務の信頼性をチェックされるわけだ。小さ...
中小企業経営

会社経営で避けて通れない『福利厚生』

福利厚生は職場選びの基準 福利厚生とは、会社が社員やその家族の福祉の向上を目的に行う諸制度の総称だ。就職・転職する側から見ると、会社の福利厚生がしっかりしていると、安心して仕事ができ、仕事がやりやすく、仕事を通して成長できそうだと考えること...
生産性向上

販売とマーケティングをデジタル化する

デジタルトランスフォーメーション:DX ここ数年、新聞やビジネス誌で『DX』という言葉を頻繁に目にするようになった。DXを「デラックス」と読んではいけない。DXは「デジタルトランスフォーメンション(Digital Transformatio...
給与/報酬

就業規則作成のルールと手順

就業規則作成の意義 仮に「仲良しクラブ」的にスタートしたスモールビジネスであっても、営利組織として運用する際に、経営陣や管理職(使用者)と従業員(労働者)の間に約束ごとを定めることは非常に大切だ。労使間に何の約束ごともなければ職場の規律を保...
計画づくり

後継者育成のための4つのポイント

事業承継の実態 21世紀に入ってから創業したスタートアップは、創業当初からある程度の出口戦略を想定している。それが株式上場なのか事業売却なのかは別として、創業メンバーである経営陣は、立ち上げたスモールビジネスをこの先何10年も経営し続けると...
資金調達

社債の基本的知識と新株予約権付社債

社債は直接金融 社債というのは、企業が資金調達の手段として、投資家から資金を募る際に発行する有価証券だ。社債には返済期日や利息率が記されており、企業が投資家に対して発行する「借用証明」の役割を果たしている。以前の『メインバンク』関連コラムで...
中小企業経営

製品ライフサイクルと多角化経営

製品ライフサイクルと戦略 『フォーチュン500(Fortune 500)』という言葉を聞いたことがあるだろうか。ひとことで言えば、米国の大企業の上位500社のリストだ。米国ビジネス誌である「Fortune」がランキングを発表するので、そう呼...
M&A

📖日本電産 永守イズムの挑戦ーすぐやる 必ずやる 出来るまでやる

1兆9000億円企業を創業 日本電産(Nidec)の 永守重信会長といえば、その経営能力の高さから、社長だった時代には「社長交代が会社の最大のリスク」と言われた人物だ。精密小型モーターで世界に知られる日本電産の2022年3月期決算によれば、...