中小企業経営

生産性向上

📖P.コトラー『マーケティング10の大罪』

「マーケティングの父」の声 マーケティングというのは時代とともに少しずつ概念が変わると言われている。その概念を分かりやすく解きほぐしてみようと考えたとき、コトラー氏の書籍を読んでおいて損はない。フィリップ・コトラー氏といえば現代マーケティン...
組織の運用

取引先・得意先の信用状況を把握する

与信管理を徹底しよう 『与信管理』という言葉を聞いたことがあるだろうか。経理部門に配属になったり、販売管理を担当するようになれば聞くだろうが、一般的には聞きなれないはずだ。もちろん、会社の規模と無関係に、経営者は知っていなければいけない言葉...
中小企業経営

小さい会社はオンリーワンを目指そう

成熟期に生き残るために どんな製品、どんなサービスでもそのマーケットには「ライフサイクル」というものがある。市場に投入されてから淘汰されるまでの間を、開発→導入期→成長期→成熟期→衰退期という各段階で考えるのが一般的だ。 例えば、製品市場が...
生産性向上

ナレッジマネジメントを導入する意義

ナレッジマネジメント 会社経営をしていると「データマイニング」や「知識や情報共有化」といった言葉を聞く機会が増える。ITサービス企業が「社内の情報を一箇所に集約!チームの生産性を向上」とか「AIチャットボットでナレッジの蓄積・共有・活用を実...
組織の運用

📖クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?

ベストセラーをプロジェクト管理に応用 社会に出るとPERT図という業務フロー図を見ることがある。「PERT」は、ProgramEvaluation andReviewTechniqueの略称で、プロジェクト管理手法の一種。プロジェクトが完遂...
業務改善

仕事や業務のストレスとその解消法

多様なストレス 学生時代、「部活や勉強が思ったようにいかない」ということでイライラすることがあったと思うが、社会に出るともっと多種多様な事柄でストレスを感じることがある。自分が20歳代の頃、職場の上司から「人生の3大ストレスは、身内の不幸と...
組織の運用

📖なぜ企業不祥事は、 なくならないのか

危機管理専門弁護士の著書 私の記憶が間違いなければ、日本企業におけるコンプライアンス教育が導入されて20年以上が経過しているはずだ。それでも、日本企業や組織の不祥事は後を絶たない。不正会計、粉飾、横領、データ改ざん、情報漏洩、談合、賄賂、ハ...
経営戦略

電子商取引(EC)では何が売れているか

国内EC市場 初めての起業後、最初に成功した事業は広い意味でのeコマース(EC:電子商取引)だった。なんと21世紀にはいる直前の話だ。ある意味、スモールビジネス・ベンチャーらしく、これから成長しそうな市場への前向きな挑戦だった。実際にビジネ...
中小企業経営

小規模オーナー会社特有の税金問題

オーナー会社ならではの問題 小規模会社の大半は出資者が1名から数名の「オーナー会社」だ。ここにはオーナー会社に特有の税金の問題がある。今回は税金という観点でスモールビジネス特有の問題をざっと眺めてみたい。 会社と個人の税金は全体で考える 会...
中小企業経営

中小企業・小規模会社の組織について

組織の形成 会社にしろ公的機関にしろ、なぜ「組織」をつくるのだろうか。ひとりで何もかもやるより合理的で成果が出やすいからなのか。社会に出てすぐに就職すると、組織があるのは当然なので、このような疑問を持つことはないだろう。ところが、独立してひ...
組織の運用

優良顧客を重視するマーケティング

そもそもマーケティングとは ビジネスの世界では「マーケティング」という言葉をよく耳にする。販売促進策を示す場合が多いため、広告宣伝や市場調査、データ分析結果の反映など、立場によってさまざまな捉え方があるように思う。ピーター・F・ドラッカーは...
中小企業経営

中小企業・小規模会社のコンプライアンス

不祥事とコンプライアンス 今ではお笑い芸人までが「これはコンプラインス的にあかんやろ」と普通に口にするほど『コンプライアンス』という言葉が浸透している。社会人になると新入社員教育に「コンプラインス教育」や「情報セキュリティ教育」プログラムが...
法律への対応

TLO法:大学等技術移転促進法

国際競争力のための産学連携 「大学発ベンチャー企業」を知っているだろうか。21世紀に入ってすぐに、文部科学省と経済産業省が発表した基本方針に基づく『起業促進』とも取れる政策だ。今も昔も、日本人で起業しようと考える人は極めて少ない。事業の核と...
中小企業経営

資金繰り表と体質改善のポイント

2大課題のひとつが「資金繰り」 起業して、ビジネスがある程度順調に進んでいても、ずっと残り続ける課題がある。その課題は、だいたいが「販路開拓」つまり、新規顧客開拓と「資金繰り」だ。自分の職人技に自信があるとか、特別な技術をベースに独立した場...
経理/財務

予算管理・予算編成・予実分析

予算管理をやろう 社員20名程度の小規模会社の経営者を支援したことがある。経営陣は全員が理系の高学歴で真面目な人たち。やっている内容も時代にマッチしたものだったが、とにかく毎年大赤字。増資と借入で運転資金を調達し続けていた。 この会社を黒字...