前向き人生

📖コンサルタントの道具箱ー勇気と自信が持てる16の秘密

ノウハウではなく人生訓 ジェラルド・M・ワインバーグ著/伊豆原弓訳『コンサルタントの道具箱ー勇気と自信がもてる16の秘密』 を紹介しておきたい。 ワインバーグ氏はITシステム開発の関係者には広く知られているコンサルタントだ。日本で最初に出版...
組織の運用

ホワイトカラーの生産性を向上させる

ホワイトカラーの生産性 社会に出ると『生産性』という言葉を耳にする機会が増える。生産性とは何か。経済学を学んでいるなら、生産するために投入する要素(人件費、設備、原材料など)の量に対して、どれぐらいの生産物が算出されたのかを測定する指標のこ...
中小企業経営

3K・新3K・6Kイメージをふり払う

3K・新3K・6K 就職や転職を考えるとき、「あそこはブラック」とか「この職種は3K」といった情報交換をすると思う。3Kは「きつい」「汚い」「危険」の頭文字をモジった言葉で、1980年代末ごろから使われるようになった。建設業や清掃関連、農林...
経営戦略

📖コトラーの資金調達マーケティング― 起業家、ベンチャー、中小企業のための投資家獲得戦略

投資家獲得戦略 『コトラーの資金調達マーケティング― 起業家、ベンチャー、中小企業のための投資家獲得戦略』という少し不思議な企画の本を取り上げる。 著者は、フィリップ・コトラー/ヘルマワン・カルタジャヤ/S・デイヴィッド・ヤングの3氏。共著...
リーダーシップ

リエンジニリングとリーダーシップ

組織を白紙に戻した米国 以前に書いた『リエンジニアリングで時短と経費削減』のコラムはアクセス数が多い。このときは業務改善としてのBPRを紹介したが、今回は経営戦略としてのリエンジニアリングについて述べてみたい。対象を小規模事業者や中小企業に...
前向き人生

📖複雑な世界、単純な法則

ネットワーク科学の本 この世界を、ネットワーク科学の視点から眺めたらどうなるだろうか。『複雑な世界、 単純な法則』は、そんな内容の本だ。著者のマーク・ブキャナン氏は物理学の博士号を持つサイエンスライター。専門は、カオス理論と非線形力学。多数...
中小企業経営

“士業”の特徴を知って変化に対応しよう

変化への適応 社員数が数10名規模の上場ベンチャー企業の取締役構成を眺めてみると、弁護士や公認会計士が社外取締役として入っていることが多い。これは会社経営を管理監督する仕組みである「コーポレート・ガバナンス」のためという側面もあるが、相次ぐ...
中小企業経営

中小企業における人材育成のポイント

月35,000円の企業研修 以前にも書いた通り、社会人1年目の新入社員研修は10か月もあった。その会社では新卒だけではなく、2年目、3年目と年度ごとの義務教育があり、さらには「年間に受講しなければいけない研修日数」も決まっていた。この研修日...
前向き人生

📖頭がいい人、悪い人の話し方

250万部も売れた新書 樋口裕一著『頭がいい人、悪い人の話し方』は、売れに売れた新書である。250万部だそうだ。著者は、アメリカ文学の翻訳家。作文や小論文の書き方を指導する「白藍塾」を主宰している。本書は、論理的な人とバカな人、その話し方の...
中小企業経営

中小企業とメインバンク

メインバンク ビジネスを始めるとき、それが個人事業でも法人でも銀行口座を開設するのが通常だ。しかし、いざ口座を開設するときに、必ず迷うのが、どこの金融機関でつくったらいいのかということだ。実店舗のある都市銀行(メガバンク)や、地方銀行、第二...
中小企業経営

IRは投資家向けの広報活動

投資家向けの会社情報発信 「個人投資家」と聞いて、どういう人物を想像するだろうか。では、「機関投資家」はどういうイメージだろうか。上場企業の役員として彼らとの接点を持つまでは、まったく具体的なイメージを持っていなかった。ときどきテレビで見か...
賢人に学ぶ

📖巨象も踊る

病んだIBMの驚きのCEO人事 『巨象も踊る』は、1980年代まで米国の象徴的な超優良企業だったIBMの再建物語だ。IBMは1990年代初頭に始まったIT業界のダウンサイジングやオープン化の大きな波にのまれ、あっという間に「病んだ巨大企業」...
中小企業経営

契約書・契約文書の作成ポイント

契約書は必要か 社会人になってから生まれて初めて関わることになり、「これは参ったな…」と感じたもののひとつに『売買契約書』と『ライセンス契約書』の締結がある。今でいう B to B(法人対法人)ビジネスの営業職だったときの話だ。お客様もこち...
経営戦略

会社の魅力を高めるインセンティブ

インセンティブ・プラン 社会人1年目の10カ月におよぶ新入社員研修を経て、そこから約10年間は「コミッション・セールス」として働いた。コミッションというのは歩合給のこと。売上高や利益といった会社が定めた指標の達成度に応じて報酬が支払われる。...
前向き人生

📖トム・ピーターズの『ブランド人になれ!』

見たことのあるタイトル 数年前のこと、書店で偶然『ブランド人になれ!』というタイトルの書籍を見つけた。「あのトム・ピーターズのシリーズが復刊したのか」と思ったら、副題に「会社の奴隷解放宣言」とある。帯には「君もプロ野球選手より稼ぐプロサラリ...