資産形成

「iDeCo」と「NISA」をうまく使う

「iDeCo」と「NISA」 以前に公開したコラム『まずは「つみたてNISA」を知ろう』では、こんなことを書いた。 今の若手ビジネスパーソンが将来の資産形成を考えるなら、まずは「iDeCo」と「NISA」ということになるだろう。「iDeCo...
賢人に学ぶ

岩井克人著『会社はだれのものか』

日本型経営を見直す 今回は、あまり見直す機会のない「日本型経営」とその未来を論じた本『会社は誰のものか』を取り上げたい。サブタイトルが『お金よりも人間。個人よりチーム。会社の未来は、ここにある。』となっており、ここに本質が書いてある。著者は...
リスク管理

リスク管理について”規格”から学ぶ

巨大・多様・複雑・国際化 2020年から始まった新型コロナウィルス感染症の世界的な拡大に伴い、社員の感染リスクを低減するために在宅勤務に切り替えた会社は多い。会社にとっては、「ひとりでも感染者がでると事業継続が難しい」という事業停止リスクを...
組織の運用

『「儲かる仕組み」を つくりなさい』

小山昇氏は有名経営者 会社経営を始めて、組織を動かし始めるとさまざまな壁にぶつかる。特に従業員に関しては悩みが尽きないはずだ。そんなときには、ヒントになるであろう過去の成功者の本や、悩んでいる経営者の支援するコンサルタントの本を読み、何かヒ...
賢人に学ぶ

『その他大勢から抜け出す成功法則』

リーダーシップ論の権威 今回は、アメリカで最も信頼されている「リーダーシップ論」の権威でもあるジョン・C・マクスウェル氏の著作『その他大勢から抜け出す成功法則 ~「何か必ずやる人」11の考える習慣術 』を取り上げたい。マックスウェル氏は学者...
賢人に学ぶ

若田部昌澄著『経済学者たちの闘い』

日本銀行の副総裁 中学校の社会科で、「日本銀行」はわが国唯一の中央銀行だと教わる。日本銀行は、「日本銀行法」によりそのあり方が定められている認可法人であり、政府機関や株式会社ではない。日本銀行法では、日本銀行の目的を、「我が国の中央銀行とし...
業務改善

セントレア(中部国際空港)事例

7年連続満足度世界一 「セントレア」の愛称で呼ばれる中部国際空港を知っているだろうか。この空港の管理・運営は、国土交通大臣・愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市と民間企業などが出資した中部国際空港株式会社が行っている。出資比率は民間50%、政府...
計画づくり

経営計画・事業計画書を作成する

小規模会社の半分が策定 独立や起業をするときに事業計画書をつくることが多い。事業を始めたあとは、事業計画書または経営計画書という名称で、内容を更新し、現実に合わせて修正を加えていく。自分が今どこにいて、これからどこに向かうかを可視化するもの...
業務改善

生産性を向上させる納期管理の基本

納期管理の必要性 ここまでの数多くのコラムで『生産性向上』とそれに伴うコスト削減にふれてきた。この『びじぱぱノート』の検索カラムに”生産性”と入力して検索すると、業務の見直し、ITツール導入、適切な人材配置、アウトソーシング活用、会議の活性...
賢人に学ぶ

黒崎政男著『デジタルを哲学する』

哲学者が20年前に語ったもの わが国の行政機関に「デジタル庁」が誕生したのは2021年9月のことだ。デジタル庁が公開している「組織概要」によれば、以下のような組織だとのこと。 デジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDX(デ...
法律への対応

倒産時の「民事再生」手続き概要

倒産と民事再生 2021年末の12月29日に、大手調査会社である東京商工リサーチは「2021年の上場企業倒産は、2016年以来 5年ぶりにゼロ」という発表を行った。この発表の最後の部分に以下の記載があった。 1992年以降の30年間に倒産し...
素敵な経営者

『先着順採用、会議自由参加で世界一の小企業をつくった』

名物社長・松浦元男氏 今回取り上げるのは、ずいぶんと長いタイトルの本『先着順採用、会議自由参加で世界一の小企業をつくった』だ。世界一といえば普通は大企業なのだが、「世界一の小企業」とは最初から恐れ入る。テレビのニュース番組や経済番組で、目に...
株式/株主

非公開会社の従業員持ち株会

従業員持ち株制度 入社した会社に「従業員持ち株制度」があった場合、会社側はその説明会をやってくれるはずなので、ぜひとも内容の把握のために参加を勧める。自分の場合、新卒入社した会社では従業員持ち株制度を利用せず、転職先でこの制度を利用した。転...
資産形成

まずは「つみたてNISA」を知ろう

若いうちに始める資産形成 今はインターネットの検索で、資産形成に関するおびただしい量の情報が手に入る。そもそも金融商品も多いし、さまざまな制度やサービスがあり、ブログやYouTubeでそれらを比較する人もいれば、個別商品のメリットを語る人と...
業務改善

行本明説著『最強の会議力』

社内会議は無駄なのか 以前に公開したコラム「社内会議を活性化したい」で、こんなことを書いた。 しかし残念なことに、多くの場合は社内会議に対する風当たりが厳しく、「時間の無駄」「コストの無駄」などの指摘を受けることがある。ここで改めて社内会議...