営業/販促

自社商品の”ファン”づくり:前編

ファンを裏切らない努力 「あの会社がつくる製品が好き」とか「何十年もあの会社からサービスを受けている」という人は多い。「ファン」になってしまった顧客たちの発言だ。これはB2C(消費者向け)でもB2B(組織向け)でも同じことがいえる。日々変化...
組織の運用

企業理念・社是・社訓の作成と変更

企業理念・社是を作成・変更する 先日のコラム「経営戦略としての周年記念事業」の中で、企業の周年事業における個別イベントのひとつとして「会社のロゴマークや社名の変更、経営理念の再構築」が実施されることもあると述べた。今回は、経営理念に関係して...
心身の健康

『日本型うつ病社会の構造』

テレフォン人生相談の加藤諦三氏 ニッポン放送系ラジオ番組で「テレフォン人生相談」という最長寿番組がある。1965年1月に放送開始されたらしいので、現時点でなんと56年以上の歴史がある。その「テレフォン人生相談」で半世紀以上相談者の悩みに向き...
経理/財務

ファクタリングサービスの概要

ファクタリングとは何か ファクタリングを初めて知ったのは、売上数億円規模の小規模会社を経営しているときだった。詳細には触れないが、取引先の有名企業に対する売掛金が、ファクタリング会社経由で振り込まれたことがあった。「これは一体何なのか」と、...
経営戦略

経営戦略としての周年記念事業

周年記念事業の意義 母校である国立大学法人からは、10年に一度のペースで周年記念事業への寄付の依頼が来る。周年記念とは、その組織の設立後、または会社創業後、「何年継続できてきたか」をお祝いする日だ。創立や設立した日を起点として、10年、30...
賢人に学ぶ

苅谷剛彦著『知的複眼思考法』

ベストティーチャーの思考法 社会人になってから出会った本の中には、「学生時代に読みたかったなあ」と思うものがいくつかある。今回紹介したい苅谷剛彦著『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』もそのうちの一冊だ。社会にでると、ものごと...
人を育てる

小規模会社の新人研修を考える

必要な人材に育て上げる 会社にとって欠かせない経営資源は「人、モノ、カネ、情報」といわれる。確かにこれらは会社経営に欠かせない重要な資源だ。この4つの経営資源に順位付けすることはできないものの、多くの経営者は「人」こそが最も大切な会社の財産...
素敵な経営者

『白洲次郎 占領を背負った男』

カッコいい紳士 「白洲次郎」という名前を知ったのは20歳になる手前の18-9歳の頃だった。近代史で知ったとか、戦後のことを勉強していて知ったわけではない。なんとファッション誌で知ったのだ。男性向けの某ファッション誌(情報誌)では、日本で最初...
経営戦略

経営分析指標のとらえ方

経営分析で検討するもの 年に一度の定期健康診断を受けると、自分の現状を表すさまざまな数値が「健診結果」として届けられる。そこで出てきた数値を使ってちょっと計算することで現状を判断ことがある。よく知られているものとしては、肥満度を表す指標とし...
計画づくり

会社幹部の情報活動「基本5原則」

情報活動のポイント 次年度のことや少し将来のことを考え、その方向性を決めようとするとき、本当に「のどから手が出るほど」情報が欲しいことがある。例えば以下のようなものだ。 最近どうも営業成績が伸びないがなぜだろうだろう新規事業を始めたいが何か...
経理/財務

月次決算の手続き概要とポイント

月次決算の4つの目的 スモールビジネス(小規模企業)の決算といえば、年に1回と決まっている。たいていは顧問税理士などに丸投げだ。気の利いた顧問税理士・会計士なら6カ月に1回のペースで現状を数値化してくれる。そこで今回は「月次決算」についてそ...
営業/販促

店舗販売の「接客マニュアル」再考

販売店で重要な接客 今では大抵のものをインターネットのEC(電子商取引)サイトで買えるようになった。そして、買い物をする自分自身のことを考えると、経済性を追求する「消費者」としての側面と、安全で快適な生活環境を求める「生活者」としての側面が...
資産形成

転換社債型新株予約権付社債

転換社債:CB CB(シービー)と呼ばれる金融商品を知っているだろうか。正式には、転換社債型新株予約権付社債(Convertible Bond)だが、漢字13文字と長いので、転換社債やCBと呼ぶことが多い。転換社債は、発行時に決められた一定...
心身の健康

外食への気遣いで健康的に減量

外食の選び方を少しだけ工夫 外食は総じてカロリーが高いと思いがちだ。しかし、メニュー選びに気をつければ、摂取カロリーをコントロールすることは十分可能。選び方を少し変えるだけで、減量中でも外での食事を楽しむことができる。例えば、サラダの選び方...
M&A

DCF法による企業価値評価の考え方

3種類の企業価値 M&A(企業の買収や合併)で必ず行われるのが企業価値の評価だ。自分が経験した4回のM&Aでは、複数の評価方法で「価値の範囲」を計算し、その範囲内で話し合いが行われた。世の中に複数ある企業価値を評価する方法として、一般的にも...