経営戦略

経営トップのリーダーシップ

リーダーシップとは何か カタカナの「リーダーシップ」は、恐らく適当な日本語がないからそのまま「リーダーシップ」と表記するのだろうと推察する。近いイメージの日本語では「統率力」あたりだろうか。会社でのリーダー職や、アルバイト先でのバイトリーダ...
リスク管理

『なぜ企業不祥事は、 なくならないのか』

危機管理の専門家の著書 私の記憶が間違いなければ、日本企業におけるコンプライアンス教育が導入されて20年以上が経過しているはずだ。それでも、日本企業や組織の不祥事は後を絶たない。不正会計、粉飾、横領、データ改ざん、情報漏洩、談合、賄賂、ハラ...
デジタル活用

BtoC-EC(消費者向け電子商取引)の現在

国内EC市場 初めての起業後、最初に成功した事業は広い意味でのEC(電子商取引)だった。なんと21世紀にはいる直前の話だ。ある意味、スモールビジネス・ベンチャーらしく、これから成長しそうな市場への前向きな挑戦だった。実際にビジネスになったの...
税金

スモールビジネスの税金問題

オーナー会社ならではの問題 スモールビジネスの大半は出資者が1名から数名の「オーナー会社」だ。ここにはオーナー会社に特有の税金の問題がある。今回は税金という観点でスモールビジネス特有の問題をざっと眺めてみたい。 会社と個人の税金は全体で考え...
賢人に学ぶ

社会心理学の名著『影響力の武器』

世界中でロングセラー 日常的にインターネットを使うようになってからだろうか。普通に生活していても「情報量多すぎるな」とか「変化のスピードがずいぶん速いな」と思うことが多い。以前に比べると、今の世の中は、迅速な判断や決定を求められるようになり...
組織の運用

理想の組織形態はあるのだろうか?

組織の形成 会社にしろ公的機関にしろ、なぜ「組織」をつくるのだろうか。ひとりで何もかもやるより合理的で成果が出やすいからなのか。社会に出てすぐに就職すると、組織があるのは当然なので、このような疑問を持つことはないだろう。ところが、独立してひ...
営業/販促

ロイヤルティ・マーケティングを知ろう

そもそもマーケティングとは ビジネスの世界では「マーケティング」という言葉をよく耳にする。販売促進策を示す場合が多いため、広告宣伝や市場調査、データ分析結果の反映など、立場によってさまざまな捉え方があるように思う。ピーター・F・ドラッカーは...
リスク管理

コンプライアンスについての助言

不祥事とコンプライアンス 今ではお笑い芸人までが「これはコンプラインス的にあかんやろ」と普通に口にするほど『コンプライアンス』という言葉が浸透している。社会人になると新入社員教育に「コンプラインス教育」や「情報セキュリティ教育」プログラムが...
知的財産

大学から産業界への技術移転『TLO』

国際競争力のための産学連携 「大学発ベンチャー企業」を知っているだろうか。21世紀に入ってすぐに、文部科学省と経済産業省が発表した基本方針に基づく『起業促進』とも取れる政策だ。今も昔も、日本人で起業しようと考える人は極めて少ない。事業の核と...
計画づくり

スモールビジネスの資金繰り計画

2大課題のひとつが「資金繰り」 起業して、スモールビジネスがある程度順調に進んでいても、ずっと残り続ける課題がある。その課題は、だいたいが「販路開拓」つまり、新規顧客開拓と「資金繰り」だ。自分の職人技に自信があるとか、特別な技術をベースに独...
素敵な経営者

学生起業の先駆け・堀場雅夫の『人の話なんか聞くな!』

社是「おもしろおかしく」 日本を代表する計測機器メーカーの堀場製作所を知っているだろうか。創業者の堀場雅夫氏が京都帝国大在学中の1945年に創業した会社で、まさに学生ベンチャー先駆者といえる企業だ。社是が「おもしろ おかしく」であることが有...
計画づくり

スモールビジネスの予算管理超入門

予算管理をやろう 社員20名程度のスモールビジネスの経営者を支援したことがある。経営陣は全員が理系の高学歴で真面目な人たち。やっている内容も時代にマッチしたものだったが、とにかく毎年大赤字。増資と借入で運転資金を調達し続けていた。 この会社...
業務改善

リエンジニアリングで時短と経費削減

業務プロセスの再設計『BPR』 1990年代中頃、『BPR』という言葉が大ブームとなった。これは、ビジネスプロセス・リエンジニアリング(Business Process Re-engineering)の略で、このBPRを実現するITシステム...
賢人に学ぶ

新社会人に贈る本の定番『人を動かす』

日本語訳が500万部以上売れた D.カーネギー著『人を動かす』については、今さら紹介するまでもなく、すでに読んでいるかもしれない。我が家の本棚に3冊ある。同じ著者の『道は開ける』が1冊なのにどうして本書が3冊なのかと思うだろう。 本書は、星...
組織の運用

柳井正氏が絶賛『プロフェッショナルマネジャー』

再刊されたベストセラー 経営者には読書家が多い。それは大企業でもスモールビジネスでも同じだ。純粋なエンターテイメントとしてミステリー小説を読むこともあるだろうが、歴史や伝記、哲学、尊敬する先輩経営者の自伝、ビジネス書などを「問題解決のヒント...