計画づくり

ベンチマーキングの過程と導入

ベンチマーキング 既に何度かご登場いただいているピーター・F・ドラッカー氏は、「分権化」「目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コア・コンピタンス」など、マネジメントの主な概念と手法を生み、発展させたマネジメントの父と言われる。今回は、...
計画づくり

合併の種類・手順・日程表

合併は事業再編の1手段 以前にも書いたが、 45~55歳の10年間で、事業の売買と会社の売買を4つ経験した。そのうち2つは自分自身が中心となって行った。今ではM&Aで事業再編するのは普通のことだ。実は企業の事業再編のために実際に使われる手法...
前向き人生

📖武士道 ーいま、拠って立つべき“日本の精神”

『武士道』の現代語訳 『武士道』 著者の新渡戸稲造(にとべ・いなぞう)とは、日本銀行券の5千円札に肖像が印刷されていたあの人である。日本銀行券の肖像は一定期間を経ると切り替わるが、新渡戸が印刷されていたのは、1984年に発行開始し、2007...
組織の運用

小さい会社ならではの人事制度

人材の重要性を再考する 2021年から2022年に、今さらながら脚光を浴びている人事制度・雇用制度に「ジョブ型」と呼ばれるものがある。欧米で一般的な「ジョブ型人事制度」は、雇用契約時に職務や勤務条件などを明記した「職務記述書(ジョブ・ディス...
中小企業経営

新商品の開発プロセス・市場分析・販路確保

新商品開発は終わらない 新商品をつくったり、新サービスを提供することはビジネスで生きていく者の運命だ。誰か他人がつくった商品やサービスを販売するとしても、その「販売サービス」に新しい価値を付加しないと、すぐにビジネスは成り立たなくなる。 市...
生産性向上

📖P.コトラー『マーケティング10の大罪』

「マーケティングの父」の声 マーケティングというのは時代とともに少しずつ概念が変わると言われている。その概念を分かりやすく解きほぐしてみようと考えたとき、コトラー氏の書籍を読んでおいて損はない。フィリップ・コトラー氏といえば現代マーケティン...
組織の運用

取引先・得意先の信用状況を把握する

与信管理を徹底しよう 『与信管理』という言葉を聞いたことがあるだろうか。経理部門に配属になったり、販売管理を担当するようになれば聞くだろうが、一般的には聞きなれないはずだ。もちろん、会社の規模と無関係に、経営者は知っていなければいけない言葉...
自己啓発・研鑽

📖さおだけ屋はなぜ潰れないのか? ー身近な疑問からはじめる会計学

ミリオンセラーの会計本 今回は『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』というユニークなタイトルの新書を取り上げる。サブタイトルに「身近な疑問からはじめる会計学」と書いてある。そう。『会計学』の本なのだ。これを買う皆さんは、さおだけ屋…というタイト...
中小企業経営

小さい会社はオンリーワンを目指そう

成熟期に生き残るために どんな製品、どんなサービスでもそのマーケットには「ライフサイクル」というものがある。市場に投入されてから淘汰されるまでの間を、開発→導入期→成長期→成熟期→衰退期という各段階で考えるのが一般的だ。 例えば、製品市場が...
生産性向上

ナレッジマネジメントを導入する意義

ナレッジマネジメント 会社経営をしていると「データマイニング」や「知識や情報共有化」といった言葉を聞く機会が増える。ITサービス企業が「社内の情報を一箇所に集約!チームの生産性を向上」とか「AIチャットボットでナレッジの蓄積・共有・活用を実...
組織の運用

📖クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?

ベストセラーをプロジェクト管理に応用 社会に出るとPERT図という業務フロー図を見ることがある。「PERT」は、ProgramEvaluation andReviewTechniqueの略称で、プロジェクト管理手法の一種。プロジェクトが完遂...
業務改善

仕事や業務のストレスとその解消法

多様なストレス 学生時代、「部活や勉強が思ったようにいかない」ということでイライラすることがあったと思うが、社会に出るともっと多種多様な事柄でストレスを感じることがある。自分が20歳代の頃、職場の上司から「人生の3大ストレスは、身内の不幸と...
素敵な経営者

経営者がリーダーシップを発揮するために

リーダーシップとは何か カタカナの「リーダーシップ」は、恐らく適当な日本語がないからそのまま「リーダーシップ」と表記するのだろうと推察する。近いイメージの日本語では「統率力」あたりだろうか。会社でのリーダー職や、アルバイト先でのバイトリーダ...
組織の運用

📖なぜ企業不祥事は、 なくならないのか

危機管理専門弁護士の著書 私の記憶が間違いなければ、日本企業におけるコンプライアンス教育が導入されて20年以上が経過しているはずだ。それでも、日本企業や組織の不祥事は後を絶たない。不正会計、粉飾、横領、データ改ざん、情報漏洩、談合、賄賂、ハ...
経営戦略

電子商取引(EC)では何が売れているか

国内EC市場 初めての起業後、最初に成功した事業は広い意味でのeコマース(EC:電子商取引)だった。なんと21世紀にはいる直前の話だ。ある意味、スモールビジネス・ベンチャーらしく、これから成長しそうな市場への前向きな挑戦だった。実際にビジネ...